多摩友の会の皆さま 総リーダー 飯田寿美子 2020年4月９日
1. ２０２０年度について
新年度が始まりました。
コロナ感染拡大がおさまらない中、不安で落ち着かない毎日が続いています。
例年通りの引継ぎができないところや予定も立てにくい面もありますが、2020年度をスタート致します。
先日各最寄りから方面リーダーを通して、皆様ひとり一人の今の様子を丁寧に知らせていただき、本部委員全員で現状をわかりあうことができました。
このストレスの中、しっかり今に向き合って、友の会の学びを生かしていらっしゃる様子も伺え、私たちも元気づけられました。皆さんにもお伝えしたいと思っています。
しかし長期戦を覚悟しなければならない状況です。
友の会では家庭は研究室と言われています。「最寄り会、委員会は愛の組織です。」と植村キミさんは70周年記念誌につづられています。このような時だからこそ最寄りの繋がりを大切に、困っている事はないでしょうか？状況に応じて、メールや電話、書類の受け渡しなど、集まりが難しくても皆で声を掛け合ってこの難局を乗り越えていきましょう。
友の会のモットーである「思想しつつ生活しつつ祈りつつ」―事に当たって本当に考えること、思索すること、その思想を生活すること。我が思いをもって熱心に祈ること―を頭において進んでいきたいと思います。
＊今年度の方針など4月中旬頃にたよりを発行予定です。
2. 緊急事態宣言にともなう多摩友の会の活動について
感染拡大が終息する気配はなく、政府より緊急事態宣言が東京都にも出され、今まで以上に 厳しい不要不急の外出の自粛が要請されました。
多摩友の会でも活動の休止を延長することにいたします。
期間：5月10日（日曜）まで。
お知らせ
・4月2８日方面リーダー会 中止
・5月例会 中止
・5月全国友の会大会 延期 下記資料あり
ご家族をはじめ周りの人も含め皆の心身の健康が守られますようにと祈ります。
元気に顔を合わせて集まれる日を心待ちにしたいと思います。
各地友の会リーダー様 2020年3月31日
全国友の会大会開催の延期について
今、世界は新たな試練と向き合う時となってしまいました。科学の進歩を誇る２１世紀においても人は無力であり、こういう時こそ、共に手を取り合い助け合って生きていかねばと思わずにはいられません。
既に、中央委員の皆様を通してお知らせいたしましたように5月12日、13日開催予定にしておりました全国友の会大会を新型コロナ感染拡大のため延期いたします。
時々刻々と変化する中で、地域による差などもあり、判断が難しく、皆様はさぞもどかしい思いをなさったことと思います。中央部でも集まりを短縮するなどの事情が発生しておりましたが論議を尽くしこの結論に至りましたことご報告いたします。
全国大会が開催できなかったのは、第二次世界大戦中の3回でしたが、今回は「中止」ではなく、皆様が安心して集まれる時期に小規模でも大会を必ず開催したいと考えております。ただ、ご存知のような状況でその時期を今お知らせすることができませんので、状況が明らかになってきた時点でお知らせいたします。
今回は「創立90周年記念大会」ということで、様々な内容を考えてまいりましたが、そのことについては、今の段階では、91年目である2021年度の大会を記念大会として開催することを考えております。会場 日時などは未定でございます。90年の記念の大会には70年会員の方々をご招待して、長年友の会をお支えくだった感謝をお伝えしたいと思っておりましが、このようなことになりましたので、来年度の大会にお出かけいただけるように準備を進めてまいります。どうぞよろしくお伝え下さいませ。
何もかも先が見えぬご報告になること心苦しい思いでございます。
＊全国大会で報告や承認が行われる下記のことにつきましては、改めて印刷物、友の新聞でお知らせいたします。
・各地友の会新年度総リーダーの紹介
・中央部会計 2019年度決算と2020年度予算案の承認
・われらの公共費 2019年度決算と2020年度予算案の承認
・協力経済報告 2019年度決算と2020年度見込
・（公財）全国友の会振興財団の報告
・全国友の会中央委員の承認
＊われらの公共費からの高年会費は、今年は上記のご報告終了後、各友の会へ振込とさせていただきます。詳細は後日お知らせいたします。
＊5月の大会の中止のため不要な出費が友の会の大きな負担になる事を懸念しております。どうぞお申し出くださるようお願い申し上げます。
このような時期 友の会も集まりが持ちにくく、せっかく計画なさった活動予定を中止せざる得なくなったこと、本当につらく、残念な思いでお過ごしと思います。
この難局を乗り越える思いと工夫をもって、お互いに励ましあいながら過ごし、羽仁先生の願われた「愛のある生活」をめざし、「孤立より協力へ」と進んでいく道を歩みたいと思います。